あいすくりーむとまいぷりん

ヲタク感も女子力もゆるいブログです。

嗣永桃子卒業というハロプロの歴史の中での大きな出来事

 

 

※この記事は、嗣永桃子ラストライブ直後に書いたものも、公開し忘れており下書きに保存されていた記事です。

 

 

 

 

 

 

先日、6/30は嗣永桃子ラストライブでした。

 

会社の部署異動があって、新しい部署に配属され3日目という日に

早退届をだして、早々と仕事を切り上げ青海に向かう。

 

気が小さくて他人の評価ばかり気にする私には

とても大きなミッションでしたがヒヤヒヤしながらクリア。

 

とはいえ、私は

 

Buono!、°C-ute嗣永桃子

5月後半から6月という短い間に

 

3回も早退届を出したのです。

 

 

よくもこう固めてきたなぁ、と思ったものですが、

ベリキュー世代の私はどれも諦めることができず

冷や冷やとしながら早退しました。

 

テレビのニュース番組や、ネットニュースで取り上げられたり

ツイッターで急上昇するたびに

 

いつもなら喜ばしいことなのですが、

会社にばれるからお願いだから、騒ぎ立てないでくれ!!!と懇願する私なのでした。

 

 

 

青海という駅には初めて降り立ったけど

 

誘導スタッフにやたら遠回りをさせられ会場到着(混雑緩和のため?)

 

いつもはホールやライブハウス、なんとか会館みたいな規模でやることが多いハロプロのライブ。

 

こんな大きな野外の会場なかなかありません。

 

よみうりランドのブス哲以来かな?

とにかく普段と違う異様な光景で

 

お祭りのようなふわふわした気持ちのまま自分の席を探します。

 

さすが嗣永桃子さん。

懐かしのベリヲタも、大集結。

 

娘。現場でしかみたことない人や

TEAM °C-uteなどいろんなヲタクが大集結。

 

いろんなところで知り合いに呼び止められます。

 

会場は屋外ということもあり、

開放的で、1番後ろでも1番はじでもステージが見やすそう。

 

私は関係者席の前のブロックで、

 

ステージより近くの距離にベリキュー、娘OG、そして岩尾さんが!!!

 

いつもは暗くて遠くてよく見えないけど、

 

野外だし、近いしよく見える。

 

こんなジロジロみていいのか!?気を悪くするんじゃないか!?と前を向くように努めるが、

ついついチラチラみてしまう。

 

関係者席を望遠鏡でずっとみてるおじさんたちの気持ちが初めて分かった。

 

梨沙子が可愛い!!!!!

 

他のメンバーは、みんなファンからの声援に控えめな反応をする中、(プライベートなんだから当たり前だしそれも正しい。)

 

大きく手を振り、全力の笑顔で答える千奈美

 

海外留学してるだけあって、なんだか日本人にない人懐っこさを培ってた

 

私の後ろにいた、小さい女の子が

熊井ちゃん推しだったみたいで泣きながら大喜び。

 

ママに抱き上げられ、

サイリウムを緑に光らせ、熊井ちゃんに全力でアピールすると

 

さっきまで反応を控えてた熊井ちゃんも全力で答えてて

なんだかほっこり。

 

生まれ変わってもハロヲタだったら

幼女から現場に通いつめ、レスをたくさんもらいたいなぁと夢見る25歳。

 

オープニングアクトはまさかのアンジュルムから!!!

 

!?

 

全グループでるなら、

つばきからだと思ってたので驚いた反応の会場。

 

こぶしファクトリー藤井さんは

今思えば私はこれが最後にお目にかかったことになりますね。

 

ハロプロメンバーが次々続々と登場し

豪華すぎるオープニングアクト

 

 

 

えっ?えっ?

本当に、オープニングアクトだよね?

 

ハロコンとかじゃないよね?

 

 

さすが長年ハロを支えた嗣永桃子のラストライブ。

豪華なお見送りです。

 

 

娘。は

青空がいつまでも続くような未来であれ!

 

他のグループは最新曲や代表曲をやる中で

まさかの青空!?って思いましたが

  

これも歌詞的にお見送りにぴったりでした。

嗣永桃子の未来の幸せを願うようで、涙が止まりません(早い)

 

 

豪華すぎるオープニングアクトが終わりライブ開始。

 

大きな桃から嗣永桃子が桃太郎みたいな衣装で登場。

 

はあ、なんて可愛いんだ?

 

最近伸ばしていたセミロングを、

ショートより少し長めのお馴染みの長さで気合いを入れてきたであろう嗣永桃子

 

嗣永桃子といえば、この髪型なのだ。

 

ももち結びでも、ロングヘアーでも、ショートカットでもなく

 

この肩くらいの長さ、サラサラストレートに、重すぎないので眉毛が薄っすら透けて見える少しすいてある前髪。

 

これが嗣永桃子なのだ。

 

嗣永桃子らしい可愛い曲をソロで次々披露。

 

いとも簡単にこなしているが

ふと冷静になると、もともとグループ用に作られた曲たち。

 

一人で歌うには息継ぎもタイミングも難しいはずだ。

 

長年の経験を積んだ努力と才能の人、嗣永桃子にはその大変さを感じさせないので

見ている方も、不安になんてならない。

 

純粋に嗣永桃子の歌声に浸ることができる。

 

 

感謝。

 

 

和風の、ミニ浴衣みたいな衣装で

盆踊りの真ん中にあるステージみたいなやつ(名前出てこないw)を模したトロッコに乗り広い野外会場を嗣永桃子が回ってくださる。

 

 

こんな後ろの方にいる私にも近くで嗣永桃子を見ることが許されるなんて!と手作り感溢れるトロッコを作ったスタッフに感謝が止まらない。

ロッコを押すスタッフ達にも感謝が止まらない。

 

ロッコハロメンがいる関係者席の近くにきて盛り上がるハロメン

ベリキューがすごく楽しそう。笑

 

思い出の曲だけで構成されたのであろう素晴らしいメドレー。

 

それがまた感動的なことに最新曲のピーナッツバタージェリーラブから始まり、どんどん過去に遡っていき

 

嗣永桃子がオーディションで歌った

恋をしちゃいました!で終わるのである。

 

カントリー・ガールズBuono!Berryz工房ZYX、オーディション曲。

 

彼女にとってすべてを大切に思ってるからこそのこのメドレー。

 

どれが欠けても今の嗣永桃子はいなかったのであろう。

 

素晴らしいメドレーに拍手が止まらない。

 

 

ハッピーすぎるメドレーが終わると

 

ハロプロの卒業お約束の

しんみりとした空気。

 

ピアノに合わせてアコースティックバージョンで

 

VERY BEAUTY

I NEED YOU

 

がしっとりと歌い上げられる。

 

ベリビューは原曲では珍しく嗣永のソロパートは無い曲だがここぞの言う時に歌われてきたベリの名曲。

 

私は嗣永桃子のベリビューが大好きだ。

 

透き通る高い声がマッチしている。

あえてソロパートが無かったのではないかと思う。

 

だからこそ、ソロでベリビューを披露してくれた時の感謝が大きい。

 

I NEED YOUは、Buono!のアルバムにメンバーがそれぞれフィーチャーされた曲があり、その中の嗣永桃子メイン曲だ。

 

原曲ではサビがロックな感じでテンポが早くなりライブハウスでやろうものならモッシュが起きてしまうような激しい曲。

 

それをアコースティックバージョンでゆっくりと堪能させてくれるわけだ。

 

 

君のいない世界は ねえ どんな世界?

 

ほんとは二度と会えないくせに

 

君がどこかにいるだけで私なら頑張っていける

 

君がいても君がいなくても 想ってる

 

嗣永桃子をもう見れなくなる私たちに

歌詞がぐさっと刺さる。

 

この曲が卒業というシーンに、こんなにもハマる曲だったとは。

 

へたくそな愛し方

気持ち全部伝えられなくてごめんね

 

という歌詞が一番嗣永桃子という人物を象徴していた。

 

どこまでもアイドルなので

人間らしさや、喜怒哀楽が他のアイドルに比べ見えない。

どこまでもアイドルとして私たちに接する嗣永桃子の姿は、少し不器用にさえ見えるのだ。

 

 

涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔面。

なんてことをしてくれるだ。

そんな曲歌ったら泣いてしまうだろう!!!

 

 

そんなとき、手を差し伸べるように、歌のお姉さん的なテンションの映像が流れる。

 

ギャグ100回分愛してください

嗣永桃子ソロバージョンの!MVのような

ファン大歓喜の可愛すぎる映像だ

 

のにゅ合戦がたまらなく楽しい。

 

おじさんが過半数をしめる会場に容赦なく

の〜にゅ!の〜にゅ!!

 

と言わせ続ける、嗣永桃子

 

やなふなの着ぐるみ姿がたまらない。

 

やなふなと楽しそうにする嗣永桃子

最高のシチュエーションだ。

 

 

ここからカントリー・ガールズが登場。

 

前半はソロで、強い嗣永桃子を見せ続けたが

後半は仲間と楽しむ可愛い嗣永桃子を堪能できる。

 

素晴らしい構成。

 

中でも盛り上がったのが

 

愛おしくってごめんね

 

 

普段は他のメンバーに割り振られてる見せ場的なセリフを嗣永桃子が嬉しそうに担当するのだ。

 

それを不思議そうな、困ったような、怪訝そうな顔でキョトンと見つめる梁川奈々美の顔芸。

 

会場、今日一番の盛り上がり。

 

梁川奈々美の虜になった人も多いはず

私もその日から梁川奈々美の虜だ。

 

梁川奈々美の魅力に気づかなかった鈍感な私。

ばかやろー!!!

 

VIVA! !薔薇色の人生で多幸感はマックスへ。

 

私たち最高です!

私なら大丈夫です!

 

嗣永桃子から私たちへのメッセージとしか思えない歌詞である。

 

私の好きな歌詞がもう1つある

 

また誰かの脇役かぁ

でも君の助演賞ならば

なんでも頑張れる

 

素晴らしい歌詞だと思いませんか?

 

ずっとBerryz工房ではメインメンバーとして多くのパートをもらい常に前例にいた嗣永桃子

 

ここ数年は後輩と組み、一歩引き

一番後ろの端っこで後輩を見守り続けてきた。

 

 

本当は目立ちたい!でも

可愛い後輩たちをもっと活躍させたい!

それなら頑張れるよ!

 

そんな気がして私は大好きな歌詞だ。

 

 

 

そして、ありがとう!おとももち。

で、嗣永桃子のアイドル最後のステージは終わる。

 

原曲は

ありがとう!おともだち。

 

2005年発売のアルバム曲

おともだちと仲良くなりたいという純粋な子供らしい歌詞を大人になった嗣永桃子が歌いあげる。

 

大きくなったなぁ、

あんなに小さかったのになぁ、

 

「歌で人の気持ちを明るくできるようになりたい。

きっと人生にくじけてる人が、いっぱいいると思うから。」

 

これは当時まだ小学生だった嗣永桃子がデビュー当時のインタビューで言った言葉だ。

 

みんなの人生を明るくできた。

中には嗣永桃子に出会って人生が変わった人も多いはず。

 

私も明るくなれた。強くなれた。前向きになれた。

 

 

可愛らしい子供っぽい見た目とはウラハラに

当時の彼女の発言は、誰よりも大人びていた。

 

 

ファンに向かってありがとう!おとももち。を歌う嗣永桃子

 

いやいや、

こちらこそ!ありがとう。という気持ち。

 

 

そして立ち去り方が話題にもなった。

 

 

小指をつきあげた嗣永桃子

 

 ステージは下がっていき

小指だけステージに残る。

 

トレードマークだった小指を

ぎゅっと握りしめて

力強いこぶし。

 

そのまま愛おしい嗣永桃子の手もステージの下へ消えていく。

 

 

 

素晴らしいエンディング。

 

マイクをおいたアイドルはいたが

 

小指をしまったアイドルは後にも先にも嗣永桃子だけだろう。

 

 

これからはアイドルとしてではなく

ひとりの人間として強く生きるよ。

 

と、ファンにこぶしだけで伝えたのだ。

 

 

嗣永桃子のロックの心を感じる。

 

素晴らしい!会場の興奮は止まらなかった。

 

 

 

 

 

アイドル、嗣永桃子

 

お疲れ様です。

 

 

嗣永桃子のこれからの人生、薔薇色になりますように。

 

私なら大丈夫です!

 

と怒られそうなので辞めておきます。

 

 

嗣永桃子ちゃん!

本当にありがとう。

 

出会えてよかった。本当に良かった。

 

最高のアイドルです。

 

 

 

 

mimi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松原ユリヤが女芸人No.1決定戦に出場。

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松原ユリヤ

 

 

暗転したステージに現れ、自らフリップボードを設置して(苦戦してて長い、それがまた可愛い)

 

またステージ裏に捌ける。

 

明らかに小さい影に少しザワつく会場。

 

松原ユリヤ登場。

やっぱり小さい子が現れて会場の動揺と暖かい視線。

 

私の名前は松原ユリヤです。

 

というお馴染みのセリフで始まる。

 

 

 

フリップが小せえええええ!!!

見えねえええええ!(A4の画用紙)

 

 

それがまた可愛くて愛おしい。

一生懸命書いたであろうカラフルなフリップ。

子供っぽくもあり、でも丁寧な文字。

 

家で一生懸命に書いてる松原ユリヤを想像してニヤニヤが止まらない。

 

会場にはヲタらしき人は本当に一握り。(4、5人かな?)

 

あとは本当に松原ユリヤのことを知らない普通の人達。

そう、ユリヤにも厳しい世間の目が向けられる。

 

大丈夫かな?

 

という私達の心配は無用だった。

松原ユリヤ松原ユリヤだった。

恐れない。強い。

最初からいつもの松原ユリヤだった。

 

イッパイ期待。

 

 

 

ハロプロ研修生ってこともアピールし、会場ザワつく。

 

アイドルの卵なのか!可愛い訳だよ!って感じだろうか。

 

ネタは、ハロプロ研修生に入って驚いたことをザ☆ピ〜ス!のダンスと歌を合間に挟みながらフリップで何個か紹介。

 

(どこかで松原ユリヤが披露するかもだしネタバレは念のため避けます。)

 

ネタも普通に面白いのだが会場は今までとは違う笑いに包まれてる。

 

「ほほえみ」だ。

 

小学生が堂々と、でも子供らしく元気いっぱいに「お笑い」に真剣に挑んでいるのだ。

 

ほほえまずには居られない。

 

松原ユリヤを讃えるように暖かい笑いに包まれ一体となる会場。

 

もう一度言う。

そこにヲタは数人しかいない。

 

 

アイドル現場ではないので自重していたのだが、松原ユリヤが捌けていくとき、思わず叫んでいた。

 

 

ユリヤーーー!!!

 


ハッとしたが、会場は大きな拍手に包まれており、暖かさの中に静かにのみこまれていった。

 


ユリヤ、可愛かったよ。

ユリヤ、面白かったよ。

ユリヤ、お疲れさま。

 

 

松原ユリヤがこの先、どんな未来を選ぶかは松原ユリヤしか知らない。

 

 

しかし、どんな道を選んだとしても想像できることが1つある。

 


私の名前は松原ユリヤです。

 

と、バカ丁寧な挨拶をしていることだ。

 

 

 

 

 

 


最後に今回の現場の存在を教えてくれて誘ってくれて、うちわを作ってくれたなぎさ。

 

ありがとう💓

 

 

 

mimi

 

 

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ハロプロに憧れていた少女が初めてコンサートに行った話

 

 

初現場は

 

Berryz工房コンサートツアー

2009春   〜そのすべての愛に〜

 

でした。

 

 

今思えば、8年も前の話なんですが

 

私のハロプロ人生では、最近のことなのでした。

 

 

物心ついた時からモーニング娘。が大好きだった私。

 

まわりの友達は、親にコンサートに連れてってもらったりしていましたが

私の親は厳しく、CDを買ってもらうのも一苦労。

 

お手伝いを1カ月毎日したらシングル、アルバムともなると、3カ月。

 

発売したCDは、みんなが聞き飽きた頃に手に入るのでした。(T . T)

 

 

そんな私だったので

はじめてコンサートに行けたのは、自分でバイトができるようになってから。

 

 

自分でお金を稼げるようになったら、モーニング娘。に会いに行くんだ!!!と意気込んでいた私でしたが、

 

いざ、その時が来ると

幼い頃憧れていたモーニング娘。の姿はなく

 

好きだったメンバー(辻希美紺野あさ美)も卒業し、昔の底抜けに明るいモーニング娘。はどこえやら、

 

なんだか曲は暗いし好きなメンバーもいませんでした。(所謂、プラチナ期に突入していたのです)

 

今でこそプラチナ期最高!って思ってますが(笑)

 

当時子供だった私には暗い、暗すぎる!モーニング娘。じゃない!!!!と思ってしまったのです。(子供には理解できない歌詞だったのよ)

 

そんなとき、わたしを虜にしたのが嗣永桃子ちゃんのブリッブリな甲高い可愛い可愛いアイドルボイスと

 

昔のモーニング娘。のような

つんく全開な明るいひょうきんな曲たち。

 

狂ったようにギャグ100回分愛してください。のサビを聴き狂ったものです。

 

こっちいきたい!!!!

嗣永桃子ちゃんに会いたい!!!!!

 

菅谷梨沙子ちゃん可愛いよね〜って言ってた学校の友達と、勇気を出してコンサートへ足を運びました。

 

友達も、はじめてのコンサート。

 

まず、驚いたのがおじさんたちが生き生きとしています!!!!!

 

 

普段は真っ黒なスーツで真面目に会社に勤めてるはずの、自分の父と同じ年代のおじさんたちが

 

みんなカラフルなTシャツで、仲間で固まってワイワイしています。

 

なんということでしょう。

 

日本に元気を与えてるのはBerryz工房で、

日本の経済を支えてる人達を支えてるのもBerryz工房だったのです。

 

 

私はすごいところに来てしまった。

 

私は大丈夫だろうか。

 

パワフルなおじさん達についていけるのだろうか。

 

さっきまでひとりで座っていたおじさんも、

 

まもなく〜と、アナウンスがかかると立ち上がって

 

ちなみぃーーーーーーーーーー↑↑

 

と狂ったように叫びます。

 

 

えっ!? えっ????

 

私も友達もテンションについて行けず

 

ただ、立ち尽くすばかりです。

 

ダイソーで買って来た、チープなサイリウムも、(光る棒と書いてあるの当時は光る棒と呼んでいた)

 

はじめて買ったので、使い方も分かりません。

 

もうすぐ始まるというのに、電源がない!

光らない!!!

 

とパニックに陥る女の子二人を

 

おじさん達は見捨てません。

 

 

さりげなーく、折ってくれました。

 

 

折っても、良いんだ!!!?

折らないと光らないってこと!?

え、知らない人が普通にやってくれたけど!

そーゆー世界なの????えっ、

あ、ありがとうござ

 

 

うおおおおおお!!!!

 

おじさん達が発狂します。

(今でこそ女の子が多いけど当時は本当にいなくて、席からは自分達以外の女子を見つけることはできなかった)

 

嗣永桃子ちゃんの可愛いこと。

声のトーン、独特な歌いかた、豪快なダンスと、小さい体でちょこまか動き回る小動物感と、衣装の着こなし

 

全てが可愛くて感動し、ボケーっと立ち尽くしてました。

 

 

「桃子のこと〜〜!!!!!!」

 

おじさん達の太い歌声で、我にかえります。

 

 

えっ、なんで今歌った???

え、桃子ちゃんのパートだよね、なんでかぶせて歌った!?しかも全員で!?

 

友達も、同じく動揺していました。

(そうですスキスキ指数です)

 

 

 

え、いつ練習したの?リハあった?

私聞いてないよ!?

 

そーゆー暗黙のルールがたくさん存在し、

 

おじさん達は同じところで歌い、同じところで飛び上がり、同じところで手を上げ、同じところで後ろを向きます。ほんとに息ぴったりの部活動。

 

後ろなんて向かれた時にはもう大変。

 

何も知らない私達はステージをみてるので、

おじさんと至近距離で向かい合わせになるのです。(そうです、ライバルです)

 

えっ、私達が間違ってるの?

ど、どうすればいいの!??

 

もう大パニックです。

 

おじさん達の常識は、はじめてコンサートにきた無垢な少女達には常識ではないのです。

 

あ、暗黙のルールがあるんだなぁ

と理解してきて、なんとなく見よう見まねで、真似して楽しんできたのも、つかの間

 

若い男性が、通路を走り回り踊り狂います。

(もちろん怒られてましたが)

 

今ではありえませんが

当時はもう自由で、それはもう大変でした。

 

コンサートの、音楽をただおとなしく聴く。という概念をぶち壊されました。

 

自分たちも歌って踊る、いっしょに楽しむ

 

Berryz工房のコンサートは、コンサートって言葉で表せないな。

 

と、しみじみと友達と話しながら帰りました。

 

 

今でこそメンバーをじっくり見れますが

 

最初のコンサートというものは衝撃の連続。

おじさんたちの観察で終わってしまいます。

 

 

 

こうして、わたしのハロプロ人生における

初現場という大きなミッションをクリアしたのでした。

 

 

 

 

 

mimi